健康アップデート
公開日:2022.04.21

健康アプデ被弾から4年半。復活しつつあると言って差し支え無し。

こんにちは、ダイエット商品の口コミサイト「ダイエットカフェ」を運営している福田です。 前回健康アプデ関連の記事を書いてから約3年が経過しています。サボり過ぎました。

前回記事:健康アプデから1年半。ピンチはピンチです。

さて、「ダイエットカフェが復活してる」というツイートをいくつか目にしたので、それについて語りたいと思います。

まず結論から言います。
復活・・・してきてます。

アクセス解析的にはこんな感じです(一応正確に伝えると、スマホ版のみのセッション数の推移です。健康アプデ以前のデータはデバイス別にしかデータ取得してなかったので・・)。

最盛期(2017年5月頃)と比較して、
最も落ちてる時期(2019年12月頃)は97%減、
今(2022年4月頃)は40%減
となっています。

てか、改めて見ると落ちてる期間が長い・・・長過ぎですね。死ぬとこでした。

最も落ちてる時期に30分の1になり、そこからは20倍に増えた(結果として6割まで戻った)という流れになります。 本来であれば最盛期のレベルまで戻したタイミングで「復活した!」と声高に言いたいところではありますが、底辺に下がっていた頃と比較すると、「復活しつつあると言って差し支えないのでは」と思い、「復活の噂が出ている」今のタイミングで記事化しました。

ちなみにahrefsを見ると、「さ、最盛期を大幅に超えとるやないか・・」となるのですが、なんでかは不明です(これを見て復活と判断した方が多いと想像)。

多分2017年と現在では検索上位にあるクエリが一部異なっており、そのあたりでahrefsの計算結果が実情と乖離してしまったのかな、、という予想です。

というわけで、「復活しつつあると言って差し支えない」わけですが、ここから先は「僕がこの期間に何をしていたか」とかを色々思い出しながら書いていきたいと思います。

ちなみに、こっから先はいわゆるSEO的な話が多くなりますが、僕はSEOの専門家ではありません。読む方はそのことを重々承知した上で、「N=1」ということを差し引いて流し読みしてください。

前回の記事(2019年6月頃)までをザッと振り返る

さて、どこから書こうかと思いましたが、3年ぶりの近況報告で「今、こういう状況でしてー」っていきなり書いてもわかりにくいと思ったので、まずはこれまでの経緯をザッと振り返るところからスタートしようと思います。

これまで書いた記事としては、下記の通りになります(クソ長いので読まなくてよいです)。

匿名で10年間運営してきたダイエットカフェが、 実名で情報公開に踏み切った理由(2018年3月10日)
健康アップデート対策に何をし、どうなったかを発表します(2018年5月21日)
健康アプデから一年。皆さんはいかがお過ごしだろうか?(2018年12月25日)
健康アプデから1年半。ピンチはピンチです。(2019年6月21日)

上記4記事の内容を要約すると、2017年末の「Googleのコアアップデート(通称:健康アプデ)」でダイエットカフェの検索順位がガツンと下がり、そこから復活するためにアレコレ頑張ってみたけど、最後の記事(健康アプデから1年半)の時点で全く復活してないよ、となります。

グラフで言うと、「前回の記事書いた時」の赤丸の時期ですね。 セッション数が底辺を地でいく感じで、この時期2回ほど入院もしました。

あれから3年近く経ったんかぁ。
僕も歳をとるはずですよね。

今(2022年4月頃)の現状

記事冒頭のグラフの通り、まさかの復活を遂げかけています。 僕もまさか2018ー2020年の丸3年間底辺を這った後に復活し始めるとは思ってませんでした。

実際、積極的に復活に向けて動きまくってたのは2020年半ばくらいまででして、それ以降は最低限の運用に留めていました。

それが、、、
2020年12月のアプデ:「ん?今回のアプデでは珍しくダイエットカフェにポジティブな感じやな(でもまだまだやな)」
2021年6月7月のアプデ:「おー、今回のアプデでもなんか上がってる感じあるなぁ(でもまだまだやな)」
2021年11月のアプデ:「え・・・、マジで復活に向かってるのでは(再始動するか)」
となるとは。

2021年12月以降も、元々ダイエットカフェは冬である12月から春夏に向けての1月ー4月は伸びる時期ではあるものの、順調に伸びていき、現時点で全盛期の6割程度まで戻しています。

6割程度なので僕的にはまだ「完全復活」とは思えてないのですが、「復活しつつある」と言って差し支えなしだと思ってます(と思ってると次のコアアプデで盛大に散る可能性があるのが怖いところですが)。

復活の要因

復活しつつある・・・、となると「何が復活の要因なのか?」というのが気になるところだと思います。 僕としても2017年末から4年半アレコレやってきたのですが、復活要因をどれか1つ挙げろと言われたら、

Googleの機嫌が良くなってきたこと

を挙げたいと思います。 正直、今のダイエットカフェでも2018年ー2020年半ばまでのアルゴに戻ったとしたら今の順位はありえないと思います。 それは別にダイエットカフェに限ったことではなく、あの頃は上場企業が運営してるサイトだろうが、相当のEATを持って誠実に運営してるサイトだろうが、死ぬほど下がってたりしましたから。

単純に「今はダイエットカフェ的に(Googleの機嫌が)良いターンなんだな」と思ってます。

とはいえ、2021年の一連のコアアプデでも全く戻ってない同ジャンルのサイトもめちゃくちゃいっぱいあるので、僕がこの数年やってきたことにも意味があったんだろうなと思います。

健康アプデ以降の主な活動(時系列)

というわけで、この数年何をやってきたかをまずは時系列でザッと書きたいと思います。

2018年

2018年は以前の記事にも書きましたが、「UXの改善」「基本的な信頼性対策」「広報活動」をやってました。

2019年

2019年は2018年に引き続き「UXの改善」「広報活動」をやり、加えて「学術界への口コミデータ提供(後述します)」を開始しました。

2020年

2020年は起死回生の一手だと思っていた「身長体重コンテンツ(後述します)」を実施したのち、「もうやれることあんまりないよな」ということと、新型コロナが開始した時期も相まって「なんか、世の中が停滞している。だから僕が停滞していても、あまり気にならない」という良いんだか悪いんだかわからない感じで過ごしていました。

前述の通り「やれることがあんまり思いつかない」レベルで、もう復活は無理かもと思い始め、他のことに目が向き始めた時期でもあります。下記みたいな感じで過ごしてました。

・ダイエットカフェは最低限の運用をする
・なんかいっぱい本読む
・知人の仕事の手伝いをする
・求人サイトを眺める
・新規事業をガチで企画する(そしてボツになる、を繰り返す)
・筋トレする

この時期が一番辛かったといえば、辛かったかなぁ。

グラフで見ると、「停滞してる時期」の赤丸の箇所ですね。 起死回生の一手も、成果は出たのですが、思ったような成果じゃなかったんですよね。。

「この時期何してたっけ?」と思ってFB投稿(友達限定で投稿してるため、僕的により本音出やすい)を振り返ってると、上記の投稿を発見。友達限定で投稿して、後から恥ずかしくなって「自分だけ閲覧(投稿日横の鍵マーク)」に設定し直してる。。行き詰まってる感が凄い。「1年半後、まぁまぁ復活してるで」って教えてあげたい。

2021年

2021年も前半は2020年と同様に本読んだり新規事業を企画したり筋トレしたりしてました。 しかし、2020年12月のアプデから風向きが変わってきており、2021年の中頃からは「ダイエットカフェ、もしかしたら復活あり得る?」と感じていました。

そうなると、以前であれば「この施策は1割の改善にしかならない。この状況(97%減)では焼け石に水なのでやる価値が見出せない」みたいな施策も「今の状況であれば1割の改善でもやる価値あるのでは?」となりやれることが増え、やる気が再燃してきました。

そんな流れでUXの改善をメインにやり始めました。

2022年

今年ですね。ここ4ヶ月は引き続きUX改善をやり続けてます(全然終わりません)。

健康アプデ以降の主な活動(活動内容別)

前章(年度ごとのやったこと)は僕の自己満足で書きました。当時を振り返りたかったんですが、わかりにくかったですよね。この章ではわかりやすさ重視で「活動」単位でお話しします。

UX改善

ここは数えきれないくらい施策を試したと思います。 やっぱGoogleだけでなく「ユーザー」のためにもなるのが一番ですから。

大小様々なことを実施しましたが、僕が気に入ってるUX改善施策は「サブページのリッチ化」です(2021年末に実施)。 ダイエットカフェはダイエット商品に特化した口コミサイトなので、口コミ投稿時に「使用前後の体重」「使用期間」「口コミにタグ付与」といったことができます。

そして、口コミデータ別にサブページ(評価1ページ・・・評価5ページ、痩せたページ、痩せなかったページ、飲み方ページ、副作用ページなど)を用意し、該当口コミを表示させていました。

しかし、該当口コミをただ羅列するだけだと、ファーストビューで直感的に内容を把握しづらかったのです。 それを解決するべく、口コミデータを元にグラフを表示させました(他のサブページもリッチ化してます)。視覚化されて、見やすい!

左図は「使用期間が1ヶ月以上」の口コミデータに限定して「体重が1kg以上減ってれば、痩せた」「体重が1kgも減らなければ、痩せなかった」と定義して比率を円グラフにしてます。

右図は「副作用タグ」が入った口コミデータに限定して、特定文言(副作用に関連する文言)が入った口コミ数を横棒グラフにしています。

これで、商品別に効果や特徴が一目瞭然というわけです。 これはユーザーにも嬉しいですし、Googleとしても単に項目別の口コミが並ぶだけより評価してくれる(はず)だろうと思います。

それ以外にも「続きを読むの導入」「1ページの表示数を半減」「画面下部の充実」「ファーストビューの充実」「サイト内検索の自前化」「商品ごとの口コミ検索追加」「口コミ投稿率の向上」等の施策をやったりしてました(全部は覚えてません・・)。

基本的な信頼性対策

基本過ぎるのでかなり初期(2018年前半?)に大体やった気がします。 具体的には「SSLの導入」「コーポレートサイトの充実」「信頼性に関するページの追加」といったことをやってきましたが、最も力を入れたのが「ダイエットカフェについて」ページの追加です。

ダイエットカフェについて

このページについては「ごちゃごちゃ説明せんでも、このページ見てくれい」とは思うものの、説明します。 まぁ言うて基本的なことです。 サイトを訪れる人たちに「お前誰やねん!」って言われた時に「こういうものです」と伝えてるページですね。

・ダイエットカフェの運営理念
・ダイエットカフェのザッとした説明
・運営してる法人の情報
・運営責任者(僕)の経歴・経験・実績
・口コミについての説明
・その他知っておいてほしいこと

などを記載しています。 ここをどれだけ充実させることができるかが、ユーザーの方々への信頼性のアピールに繋がると思いますし、ひいてはGoogleへの信頼性アピールに繋がってるはずです(多分)。

新規コンテンツの追加

これは前述した「身長体重コンテンツ」のことです。

例:https://www.diet-cafe.jp/height-weight/158cm/50kg.html

2018年、2019年とUX改善に信頼性対策、広報活動までやったのに全然復活しなかった。「もうダイエット商品名というクエリ(複合クエリ含む)で復活は無理なのでは?」そう思った僕は「別クエリでなんとかならんのか?」と考えました。そこで捻り出したのが「身長体重コンテンツ」です。

Googleで「158センチ 50キロ」とかの身長体重で検索する人は「体型」に興味あるのでは?すなわち「ダイエット」にも興味あるのでは?そして、ダイエットカフェのコンテンツを使えば、良い感じのページが作れるのでは?

そう考え、作りました。
結果として、大成功です。

「○○センチ ○○キロ」というクエリ(複合クエリ含む)の大部分で1位を独占しました。 2020年後半ではダイエットカフェのアクセス数の3割、今でも2割は「身長体重コンテンツ」が占めています。 それはそれで良かったのですが、期待していた「収益」「口コミ投稿」の増加はほぼ起こりませんでした。

ダイエットカフェの収益は100%Googleアドセンスでして、身長体重コンテンツにもいくつかアドセンス広告を貼っています。しかし、1アクセス当たりの収益性はダイエットカフェの口コミページと比較して10分の1程度。 また、分析したところ、身長体重ページに訪れたユーザーで口コミ投稿する方はほとんどいないということが判明しました。

よって、「身長体重コンテンツ」自体は成功したが、ダイエットカフェの復活という意味では思った以上に効果は薄かったという結論に至りました。難しいもんやで。

広報活動

広報は特に前半(2018年、2019年)一番力を入れた活動です。

・・・全部書きたかったんですが、それなりの量になってしまうので、いくつか抜粋します。

漫画になった

まず、僕が漫画になりました。
Web担当者フォーラム:担当者1人で口コミ15万件!? どうすればそんなに集まるの?/ダイエットカフェの福田尚広さんに聞いてきた

ヤフトピに載った

次にねとらぼの取材記事がYahooトピックスに掲載されました(僕の顔がJOC会長の下におります)。
ねとらぼ:本当に痩せるサプリは「ほぼ毒」!? 専門家が語る「ダイエット商材の闇」とは

テレビに出た(顔だけ)

そして、テレビにも出ました。
朝日放送テレビ「キャスト-CAST-」:当サイト管理人が「人は何故、ダイエット商品を買いたいと思うのか」についてコメントしました。

20分ほどの電話取材だったのですが、その日の夕方に放送されてたみたいです(僕は外出しててリアタイでは見れませんでしたー)。

これは実家の両親にめちゃくちゃ評判良かったです。「ついに息子がテレビに・・」的な。

女性週刊誌にも出た

あと、女性誌にも出ました。
女性セブン:"自粛太り"対策食品も流行(1月1日号,小学館,51ページ)

上記以外にも様々な媒体に取材記事や寄稿記事を掲載していただきました。 本音を言うとNHKのクローズアップ現代にも出たかったなぁ。NHKの方からは3回(合計5時間ほど)ヒアリングを受けたのですが、結局それ以上の進展はありませんでした(出たかった)。

それはいいとして、問題はダイエットカフェから出てくるネタが早々に切れてしまったということです。僕的には2018年2019年でほぼ出し尽くしてしまいました。 広報ガチ勢はそこからさらに捻り出したり、そもそも広報ネタを出しやすい体制をあれこれ作るようなのですが、そこまでやり切ることはできませんでしたね。。

今ではたまにメディアの方から「取材させてくださいー」という連絡がくる時があるので、それに応えるというくらいに留めています。

メディア掲載に関して、詳しくは下記をご覧くださいー。
https://www.diet-cafe.jp/press.html

学術界へのデータ提供

「学術界へのデータ提供」も、この4年半で最も力を入れた活動の1つであり、SEOの観点でも影響あるかと思ったので取り上げておきます。 ネットビジネス界隈の方々(この記事を主に見てるだろう想定読者)からすると「学術界へのデータ提供?なんのこっちゃ?」という感じかもしれません。

2019年に国立情報学研究所と提携して、学術研究向け(主に大学の研究者向け)にダイエットカフェの口コミデータを公開しました。

参考1:https://www.nii.ac.jp/news/release/2019/1029.html
参考2:https://www.diet-cafe.jp/dietcafe_data.html

これにより、手続きを経れば、研究者はダイエットカフェの口コミデータを自身の研究に無償で活用することができます。 さて、ダイエットカフェの方針として「真実の情報を伝える」ということがあります。 そのために、癒着0の本音口コミを大量に集めてるわけですね。

それだけでも商品ごとに真実の姿を浮き彫りにすることがある程度はできると考えています。 ただ、それだけでは「ダイエット商品業界全体について」は語りにくい部分があります。 語ったとしても、それはダイエットカフェ運営を通じて僕個人が感じたことレベルであり、少し弱い気がしています。 また、運営側が語る、、、という意味でも、もう少し客観性があるところからの意見の方が良いと感じていました。

その辺りを一気に解決する施策として、「ガチな研究者にダイエットカフェの口コミデータを利用した研究をしてもらい学会等で論文として発表してもらう」というのがあります。

これで、大量の口コミデータから様々な切り口でダイエット商品業界を斬り、より真実の姿を浮き彫りにすることに貢献できます。どんなテーマで研究するかに関しては、僕は基本的にノータッチで、各々の研究者の方に自由に決めてもらっています(その方が多様性が出て面白いですし、そもそも研究者の方々の方が僕よりも遥かに専門性が高いですので)。

また研究者の方々からしても、特定分野に特化した癒着0のリアル口コミ16万件というのは研究しがいがあるのではないかと思っています。

現状、既に30程度の研究室で実際にデータを申請していただき、

・ダイエット商品のクチコミ評価要因の探索 -不健康な利用を防ぐためには?
・口コミが行動変容促進型商品の評価に与える影響― 自己の行動変容への類推に着目して ―
・口コミサイト内でのレビュー評価の程度によって記述される内容に違いはあるのか?-「ダイエットカフェ」の口コミデータを用いた検討-

など、10を超える発表がされています。 僕では到底考えつかないようなテーマでも発表されていて、めちゃ興味深いと思ってます。

それはそうとして、SEO的な観点では、ちょっとよくわからないというのが本音です。 結局口コミデータを使った研究がポスター発表や論文として発表されても、ポスター発表や論文から直接リンクを貼られるわけでもないですし、SEOだけを見ていると労力に見合うのかは不明です。 とはいえ、ダイエットカフェの口コミデータが学術研究に使われ、それが論文として発表されたりすることは、方向性としてEATの向上に繋がっているのではと考えています。

考察(Google検索順位を上げるために必要なこと)

というわけで、これまでやった施策を書いてみました。

一連の活動により、ダイエットカフェが対象とするクエリにて、今のアルゴにおけるYMYL足切りラインを概ね超えるレベルに到達したのかと思います。 しかしどれが復活のキッカケとなったのかは、、、わかりません(全部な気がします)。

ただまぁ、それでも一番大きな要因はGoogleのアルゴリズムで信頼性一極集中だったのが少し緩んだことだと思ってます(クエリによる違いはあると思いますが)。 他のサイトの様子も見てますが、やっぱ同時期に復活してるケース多そうなので、「ダイエットカフェ単体の要因」というよりは「アルゴリズムの方向性が変わったこと」が大きそうです。

仮に今、2020年頃のアルゴに戻ったら普通にまた落ちそうです。すなわち、今後あの頃のアルゴの傾向が出てきたらまたピンチになるかもですね(そもそも前述の活動のほとんどは2020年3月までに実施済みですし)。

これまでどれだけの「うち、凄い上がってます」って言ってたサイトが一年以内にアクセス激減してきたことか。僕も健康アプデを経験してるので「”今は”うちにとって良いアルゴになってるなぁ」程度の気持ちです。

今後の方針

とりあえず、現状は調子良いので、1年以内には最盛期の数値まで戻したいと思っています。 ただ、何度も繰り返しますが、Googleのアルゴの傾向が変わったら「戻すどころではない」という状態になるかもです(そろそろ次のコアアプデ来ますしね、多分)。

ダイエットカフェの活動として、今後やることを最後に書いて締めようと思います。

UX改善の継続

これは、いくらやってもでてくるんですよね。。 「よっしゃ、この機能は最高だ!これでダイエットカフェも完全体になったで」ってなっても翌月には「あかん、あの機能を充足せねば・・」となってます。

口コミの引用促進

簡単に言うと「あなたの記事にダイエットカフェの口コミを自由に引用してくださってOKす。その代わり、引用の際は出典元ページにリンクを貼ってくださいね」という連絡を興味ありそうな方にするやつです(あんまりこの言葉好きではないのですが、いわゆる被リンク営業です)。

と言うのも、ダイエットカフェは元々「口コミを引用してのリンク」と言うのが最も多い被リンクの形でした(ダイエットカフェに限らず、口コミサイトは大体そんな感じ)。

これまでは「ダイエットカフェの口コミを引用して、引用元としてリンク貼ってくれる人多いなー」くらいに思っていたのですが、そこを能動的に増やしていこうと思ってます。 この形の被リンクに需要があることは証明済ですので、あとは「自分の記事をもっと充実させたいな。」と言う方で、「ダイエットカフェのことを知らない」「ダイエットカフェの口コミを勝手に使っても良いかわからない」と言う方にお知らせするというイメージです。

このやり方であればお互いに嬉しいのでは、と。もちろんお金のやり取りは一切発生させないで(払うのも、払われるのも、無し)。

口コミデータを活用する研究者探し

前述の「学術界へのデータ提供」ですが、思った以上に「何もしないと研究者はデータを見つけてくれない」です。なので、こちらから積極的に研究者にアプローチする手段も模索しています。

終わりに

ここまで書き終えて、「復活しました!」「順位上がりました!」とか書くと次のアプデで落ちるというのが、なんか定番な気がしていて、めちゃ震え上がってるのが今です。。

それは冗談として、上がろうが下がろうが、結局その時やれる最善策をやり続けるしかないですよね。

健康アプデで死にかけていた時に確信したことなのですが、ダイエットカフェはユーザー投稿型サイトということもあって、新機能の追加をしない限り経費が本当にかからないんですよね。ディフェンス力の高いWebサービスだと思ってます。なので、今後また下がったとしても運営は粛々と継続していき、復活を待てば良いと思ってます。

イメージとして、10年というスパンで見て、

・検索順位がめちゃ良い時期が3年
・検索順位がめちゃ悪い時期が3年
・検索順位が良くも悪くもない時期が4年

あったとして、10年平均で見ると、「全体的に良くも悪くもない」というところに収まれば良いかなと。ダイエットカフェは2008年運営開始で、今年で14年目です。今のとこ、このまま20年、30年と継続させていく予定なので、長期スパンで収支が良い感じになればと思ってます。

そんな感じす。

追伸

この期間に助けていただいた方々には、一生恩を覚えておきます(恩を返せるかは、タイミング次第ですが、、)。

とりあえず、復活しつつある、というところまで辿り着くことができました。

ありがとうございました!

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プロフィール

ダイエットカフェ株式会社、代表取締役の福田尚広です。

北海道大学農学部を卒業後、システム会社でプログラマーを経て独立。 色々とコミュニティサービスを企画・制作・運営しています。 趣味は格闘技ですが、ビビリなので接近戦より遠い間合いからの打ち合いを望みます。 IT・ビジネス系の話題が好きなので、そういった話が出来る方は気軽にご連絡ください。 飲みましょう。

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